皮脂の汚れ

ニキビが出来る大きな要因は毛穴の詰まりです。加齢や乾燥などで皮膚の表面がかたくなる事で毛穴が塞がり、更に、過剰に分泌された皮脂が毛穴に詰まる事で皮膚が炎症を起こし、ニキビとなるのです。ここまでは皆さんもよく知っている事ですよね。しかし、この後の間違った対応がニキビを更に悪化させてしまうことがあるのです。

皮脂を洗い落とす事とは?

どういうことかというと、「ニキビの原因は皮脂だから、これを洗い落とす事でニキビが改善される」という考えです。確かに、皮膚の脂分はニキビの要因にもなりますが、これを完全に洗い流せば問題が解決されるというわけではありません。

正確に言えば、皮膚の持つ脂分を取り除くのではなく、過剰に分泌させない方法を取る事が大切なのです。どのような方法で過剰な分泌を防げば良いのでしょうか?

洗いすぎに注意!

昔から、ニキビが出来ると「顔を良く洗いなさい」と言われたものですが、実は、この洗い過ぎこそがニキビを悪化させる原因になるのです。

徹底的に脂分を洗い流してしまうと、体内では失った脂分を補おうとして、分泌活動が盛んになってしまいます。治したい一心で行っていた念入りな洗顔が返って事態を悪化させていたのです。もちろん、よく顔を洗って皮膚を清潔に保つことは重要ですが、その洗顔方法が問題です。

ゴシゴシと強く洗うようなことは厳禁。弱酸性の洗顔石けんを選び、洗顔する前にしっかりと石けんを泡立ててから、皮膚への負担を最小限に優しくアワで汚れを包み込むように落とします。

洗顔前の注意事項として、手洗いもしっかりと行って下さい。雑菌だらけの手でいくら洗顔をしても、汚れが落ちるどころか、余計な菌を繁殖させる結果になります。洗顔の後にもっとも注意したいのは、しっかりと洗い流す事です。石けんカスなどが皮膚に残っていると、アクネ菌を増殖させる要因となりますので、30度くらいのぬるめのお湯でていねいに洗い流しましょう。

洗顔後は、柔らかい素材のタオルで軽く押すように水分を拭き取り、化粧水などで水分補給をして下さい。ニキビが出来てしまった皮膚は非常にデリケートな状態ですので、少しでもストレスをかけないように心がけましょう。”